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2010/03/17(水)
『*お母さんの詩*』

隣県の文芸祭「秀作賞」知らせるハガキが到着して、自分の中で、ようやく宿題が消化できた気持ち。

この文芸祭「自然と人間」という大きなテーマなので、毎年、どんな内容で書こうか、本当に思い悩んで、行き詰まる・・・。これ書いた時も「自然か~、人間か~」って、歩いて考え、眠る前に考え、朝起きて考え、子供見ながら考え、一人の時考え、そうして悩んだ末「よし、等身大でいこう」そう行き着いて、今の自分そのまま~を表現して産まれた詩。

 

table_s.gif


 

~帰りつく場所~

涙もろく感激しやすい
母性というやわらかい部分に我が子をくるみ
ゆんらり揺らし ゆんるり歩む
私という全身が優しい乳母車であった
そんな頃が私にはあって
そんな頃の私を今の私は尊いと思える

それからわずか後
以前よりぷっくらした幼子の手
少し痩せた体ちょうどおさまり
今度私は一筋の杖
時にひかれるままついて行き
時にまだおぼつかない足取りを
確かかもしれない方へと導きもした
一緒に陽に焼け雨に濡れ
季節とも一緒になって鬼ごっこ
思い出の底の方
ずっと息づく母子並んだ影法師

そうしてここからは
「お帰りなさい」が一番先に言える場所
玄関の手すりとなって佇む私
握った手の平からこぼれ降る
昼間の光すくいとったきらめきや
母の知らない曲のハミング
まとってきた外の色彩が眩しい

慣れるだろうか

帰りつく場所に母の待つという
生涯続く物語
今その長いはじまり
あたたかく切なくそしてこれも尊い

table_s.gif

つづく

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